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第3回 外カフェ

常連になりつつあるホテルのラウンジ。

 

次の開催場所が決まらず、短時間でカフェを開催しました。

 

 

こんにちは。

スタッフ河合です。

 

ホテルのラウンジには毎回電話で予約をします。

多分、

「はい、はい、いつもの河合さんのグループね」

となっていると思われます(笑)

 

 

10人くらいのグループなので、入店直後から大変。

 

「人数は何人ですか?」

 

とウエーターさんに聞かれ、

 

「これで全員です!」

 

と、

人数も把握せずの(しっかり全員出席はチェックしたけど、人数までは…)河合。

 

 

「ちょっと、積もった話があって…」

 

と言い訳しながら、ご家族さんと積もった話をしていると、

 

ウエーターさんが各テーブルの注文を取ってくれました。

 

 

 

自分で注文するって大事ですよね。

オレンジコモンズのご家族さんは、本当に自然。

 

「お父さん、好きなの頼みやー」

と奥さん。

 

お父さんがどれにしようか決めかねていると、

他のご家族さんが、

「これ、おいしそうやで。このアイスにしいひんか。」と提案。

 

 

また違うテーブルでは、

「私、好きなん頼むでー」と、

女子テーブルでアイスの種類で話が盛り上がる。

「おう、そうしてくれ」とご主人。

 

皆、さりげない配慮。

 

 

ウエーターさんもさりげなく、

「飲み物が人数分頼まれていませんが、これでいいですか?」

と私に。

 

それは大変!

 

「みんな、頼みましたか~?」と河合。

 

「あら~。私、頼んだと思うけど。お父さん、私頼んだよね?」

 

「僕も頼んだと思うけど、ちゃんと通っていたかな?」

 

「僕も頼んだけど、アイスだったかホットだったか、どっちだったかな?」

 

今回、

ウエーターさんはメモ用紙持参で、

先に私たちのオーダーをちゃんとまとめてから、

端末に入力(だと思われる)。

 

きっと、

前回までは直接入力していて、

オーダーが落ち着くまでに変更が大変だったのかな。

 

 

このように、皆で外に出ていくことは大事だと感じた。

 

認知症をもつ人に対して家族がどのように対応し、

私たちのような周りの者(スタッフ)がどのように

ご本人のやりたいこと(食べたいもの)を引き出しているかを

一般市民の皆さんに知ってもらういい機会。

 

 

カフェコモンズは、何事も自然。

 

 

認知症をもつ人を特別扱いすることはなく、

その人その人の特性を理解して、さりげなくサポート。

 

今回は、

スタッフとして関わってくれている大学院生さんが

修士論文のためにご家族にインタビュー。

今までに

たくさんカフェでお話しされているので、

きっと良いインタビューになったと思われます。

 


オレンジカフェコモンズは、

 

2回、第1,3日曜日に開店しています。

 

 

若年性認知症の方、比較的若い認知症初期の方を対象に認知症カフェを開催しています。

 

 

 

来店には予約が必要です。

 

 

まずは、電話でご相談ください。

 

 

 

080-6210-2335(留守番電話対応となります。後ほど、かけ直します。)